貼り紙の期限が、気づけば過ぎている
書いた人: 服部健太(一宮ではかぜ整体院を経営)
朝、店のドアを開けようとして手が止まる。ガラスに貼ったままの「夏季休業のお知らせ」。日付はとっくに過ぎています。
その横には「キャンペーン実施中」。いつまでだったか、自分でも思い出せない。お客様に「これ、まだやってますか?」と聞かれて、はじめて気づく日もあります。
私も、いつ貼ったかと聞かれたら答えられない紙が、院内にいくつかあります。毎日見ているはずなのに、見えていないんですね。
はがし忘れは、貼る日に決めていないから起きる
貼り紙を貼るときは、目的がはっきりしています。休みを知らせたい。新しいメニューを見てほしい。気持ちも手も、その一枚に向いている。
外すときは違います。外すきっかけが、どこにもない。期限の日が来ても誰も教えてくれないので、気づくのは誰かに言われたときか、紙が日に焼けて色が変わったときです。
お客様の目には、期限切れの一枚が「この店は手が回っていない」という印に映ることもあります。ほかの貼り紙まで、まだ有効なのか疑われてしまう。
なので、外す日は貼る日に決めてしまうのがいちばん楽です。あとで思い出そうとしないで、紙そのものに覚えておいてもらう。
今日からできる最初の一歩
いま貼ってある紙は、①だけ後から書き足してもかまいません。分からないものは、今日の日付を書いておけば次の見直しの目印になります。
③を入れておくと、その日の朝に通知が来ます。紙のほうから「そろそろです」と言ってくれる形にしておくと、店主が覚えておく必要がなくなります。
- ① 次に貼り紙を作るとき、紙の右下に小さく「貼った日」と「外す日」を書く。お客様向けでなく自分向けのメモなので、鉛筆で十分です
- ② 外す日が決められない紙(駐車場の案内など)には「見直す日」を書く。三か月先くらいが目安です
- ③ スマホのカレンダーに、外す日を予定として入れる。名前は「ドアの休業案内を外す」のように、どこの何かまで書いておく
- ④ AIに貼り紙の文面を作ってもらうときは、「期限を本文に入れて、隅に外す日のメモ欄を作って」と一緒に頼む。作る段階で期限が入るので、書き忘れが減ります
入り口の先へ
どの紙をどこに貼り、どのくらいの期間で入れ替えるかは、お店の広さや、お客様がどこで立ち止まるかで変わります。季節ごとに入れ替える紙が多いお店なら、作るところから一つの流れにまとめたほうが早いこともあります。
一宮AIラボの20分の無料AI診断では、いま貼ってある紙を一緒に見ながら、どこから整えるかを決めるところからご一緒しています。まずは今日、ドアのガラスを一度だけ外から眺めてみてください。