営業時間が、場所によって違っている
書いた人: 服部健太(一宮ではかぜ整体院を経営)
定休日を変えたとき、まずホームページを直します。そのあとGoogleの表示も直して、予約サイトの設定も開いて、それで終わったつもりになる。
半年ほどして、お客様から「今日って休みでしたよね」と言われる。慌てて自分の店の名前を検索してみると、地図に出てくる時間と、ホームページに書いてある時間が違っています。どこかに直し忘れが残っていたわけです。
私も同じことをやりました。直した記憶はあるのに、直っていない場所がある。記憶のほうが当てにならないので、思い出そうとしても意味がありませんでした。
問題は、書いてある場所が増えたこと
お店の情報が載っている場所は、思っているより多いはずです。ホームページ、地図、予約サイト、SNSのプロフィール、名刺、店頭の貼り紙、チラシの隅。以前ならホームページと貼り紙くらいで済んでいたものが、いつのまにか手に負えない量になっています。
ここで多くの人がやるのは「全部を思い出して直す」やり方です。これは毎回うまくいきません。思い出せる場所しか直せないからです。しかも直すたびに、思い出せる範囲は少しずつ変わります。
やり方を変えます。全部を平らに扱うのをやめて、どれが正しいかを決める場所をひとつだけ作る。私は手元のメモにお店の情報をまとめてあって、住所も営業時間も、まずそこを直します。世に出ている表示はすべて、そのメモの写しだと考えることにしています。
こうしておくと「どっちが正しいんだっけ」で悩まなくなります。悩まなくなると、直す作業がただの作業になって、片手間で片づくようになります。
そして写しの一覧を作ります。ここでAIが役に立ちます。「うちの店の情報が載っていそうな場所を、思いつくかぎり挙げてください」と頼むと、自分では出てこなかった場所が返ってきます。名刺の裏、領収書のはんこ、昔配ったチラシ。全部が当たりではありませんが、抜けを埋めるには十分です。
今日からできる最初の一歩
大事なのは④です。今回直して終わりにすると、次に定休日を変えたときにまた同じ探しものが始まります。一覧が残っていれば、次からは上から順に潰すだけで済みます。
①のメモは、紙でもスマホのメモ帳でもかまいません。凝った表を作ると、作った日で満足して終わります。
- ① お店の情報をまとめたメモをひとつ作る。住所、電話番号、営業時間、定休日、屋号の書き方。ここが正しい、と自分で決める
- ② 自分の店の名前で検索して、出てきた表示とメモを見比べる。違っていた場所を書き出す
- ③ AIに「他にどこへ載っている可能性があるか」を挙げてもらい、②の書き出しに足す
- ④ その一覧を、次に情報を変えるときのチェックリストとして残しておく
入り口の先へ
どこまでを写しとして管理するかは、お店によって変わります。予約が電話中心のお店なら地図の表示が要になりますし、ネット予約が主なら予約サイト側の設定のほうが効きます。全部を同じ熱量で追いかけると続きません。
20分の無料AI診断では、実際に検索した画面を一緒に見ながら、どこを正本にして、どこを写しとして並べるかを決めています。心当たりがあるなら、情報を変える予定が入る前に整えておくほうが楽なはずです。