お知らせ欄が、去年で止まっている
書いた人: 服部健太(一宮ではかぜ整体院を経営)
ひさしぶりに自分のお店のホームページを開いてみる。トップはきれいなままなのに、お知らせ欄の日付だけが去年で止まっている。最後の投稿は、年末年始の営業案内。
見なかったことにしてタブを閉じる。あの感じ、私にも覚えがあります。
困るのは、その日付をお客様も見ているということです。ここまで来た人は、たいてい「今もやっているか」を確かめに来ている。半年前で止まった案内は、それだけで少し不安にさせてしまいます。
止まる理由は、やる気ではなく一回の重さ
更新が止まったお店の話を聞いていると、ほとんどが同じところでつまずいています。書く気が無いのではなく、書こうとすると重いんです。
お知らせを書くとなると、なんとなく身構えてしまう。ちゃんとした文章にしないといけない気がして、写真も要る気がして、季節の挨拶から書き始めて、途中で手が止まる。そのまま下書きが残って、翌週にはもう思い出せない。
私も何年もそうでした。まとめて直そうと思って休みの日に取りかかるんですが、まとめる時点でもう腰が重い。結果、半年おきに一気に書いて、また止まる。
ここで効くのは、気合いを入れ直すことではなく、一回の大きさを小さくしてしまうことでした。長く書かなくていい、と自分に許可を出す。二行でいいと決めてしまえば、二行なら書けます。
お客様の側も、長い文章を読みに来ているわけではありません。今日開いているか、いつもと違うことがあるか。知りたいのはだいたいそのあたりです。
今日からできる最初の一歩
効くのは①と②です。書く量と書く日をあらかじめ決めておくと、判断がまるごと減ります。判断が減ったぶんだけ、続きやすくなるようです。
④は、書き出しが浮かばない日の逃げ道として持っておくと気が楽です。ゼロから書かせるのではなく、自分がしゃべったことを短くしてもらう。そのほうが、お店の調子のまま残ります。
- ① お知らせの最小単位を決める。「二行まで」「写真は無くていい」と先に決めてしまう
- ② 曜日を決める。毎週この曜日の閉店後だけ、と決めると、書くかどうかを毎回迷わずに済みます
- ③ ネタは探さない。臨時休業、入荷、新しいメニュー、暑さや雨の話。その週にあったことをそのまま書く
- ④ 言葉が出てこない日は、話した内容をAIに渡して短くしてもらう。整えるだけなら、こちらの言葉が残ります
入り口の先へ
どこを更新すると効くのかは、お店ごとに違います。お知らせ欄より、料金や営業時間のページを直したほうが早いお店もある。検索から来る人が多いのか、地図から来る人が多いのかでも変わってきます。
六十分のAI活用診断では、実際にサイトを開いてもらって、まずどこから手をつけるかを一緒に決めるところから始めています。去年の日付が気になっているなら、そこを入り口にしても。