書けない日があっても、投稿は止まらない
書いた人: 服部健太(一宮ではかぜ整体院を経営)
何か書こうとしてスマホを開いて、そのまま閉じた日はないでしょうか。特別忙しかったわけでもない。ただ、今日は何も浮かばなかった。
私も同じです。浮かぶ日は、続けて浮かぶんです。三つでも四つでも出てくる。それが翌日には、ぱたりと止まる。頭の調子には波があるらしい、というのは何度もやってみて分かりました。
厄介なのは、その波と、投稿しなければという焦りが噛み合っていないことです。書けない日にかぎって、そろそろ出さないとまずいな、と思っている。
書くことと、出すことを分ける
投稿という作業は、よく見ると二つに分かれています。考えて文章にする作業と、それを世に出す作業。ふだんは、このひと続きをまとめて片付けようとしています。
考えるほうは、気分と体力にまるごと左右されます。出すほうは、指を何回か動かすだけ。性質のまるで違う作業を一つにくくっているから、片方の調子が悪い日に、もう片方まで巻き添えで止まる。
だから、書くのは書ける日に。出すのは別の日に回します。SNSにはたいてい予約投稿の機能がついていて、日時を決めておけばその時間に勝手に出ていきます。無料で使える範囲で間に合うはずです。
書いたその日に出さないと不誠実な気がする。私はそう思っていました。読む側からすると、いつ書かれたものかは分かりません。分かるのは、そのお店の投稿がちゃんと並んでいるかどうかだけです。
AIに手伝ってもらうなら、書ける日の側になります。頭が動いている日に、思いついた話を三つか四つまとめて渡してしまう。順に整えてもらえば、その日のうちに一週間ぶんの下書きが手元に残ります。ゼロから毎日ひねり出すのとは、疲れ方がかなり違います。
今日からできる最初の一歩
予約に向かない投稿もあります。急な空き枠のお知らせ、天気の話、その日かぎりの出来事。こういうものは手で出したほうがいい。日付を主張する投稿を先に入れてしまうと、当日ずれていたときに直せません。
残りの、いつ出しても意味が変わらない話。それが予約に回せるぶんです。仕分けてみると、思っているより多いと思います。
- ① いつも使っているSNSのアプリで、投稿画面の「予約」や「日時指定」がどこにあるかだけ探しておく。使うのは後日で構いません
- ② 今週いちばん頭が動きそうな日を、一つ決める。休みの前の晩でも、開店前の静かな時間でもいい
- ③ その日に、書けるだけ書く。三つ書けたら三つ、一つしか出なければ一つで十分です
- ④ 書けたぶんを、間を空けて予約に入れる。毎日埋めなくていいので、次に自分が書ける日までを持たせるつもりで
入り口の先へ
どこまで先に用意しておくかは、商売によって変わります。仕入れや季節でこまめに動くお店なら、あまり先まで埋めないほうがいい。やっていることがそう変わらない仕事なら、二週間ぶん置いておいても困らないはずです。
20分の無料AI診断では、そのお店で先に書ける話と、その日でないと書けない話を仕分けるところからやっています。道具の使い方より、どこを機械に預けられるかの線引きのほうが先なので。