高いAIスクールの前に、無料でできる3つの実験
書いた人: 服部健太(一宮で整体院と喫茶店を経営)
SNSを見ていると、AIの使い方を教える講座の広告がよく流れてきます。「これで業務が変わります」「今なら特典つき」。忙しい合間にそれを目にすると、申し込むだけで何かが解決する気がしてくることがあります。
私も似たようなところで足を止めた経験があります。良さそうな講座を見つけて、申し込みボタンの手前まで進んで、結局閉じる。それを何度か繰り返していました。悪い講座だったわけではないと思います。ただ、自分がAIの何に向いていて、何が面倒だと感じるのかを、その時点でまだ知らなかったんです。
習うより先に、触ってみたほうが分かること
講座で教えてもらえるのは、たいてい「使い方」です。でも、店の現場でAIが効くかどうかは、使い方を知っているかどうかとは別の話だったりします。自分の業務のどこにハマるか、続けられそうか、文章の癖が自分の店らしく直せるか——このあたりは、教わるよりも先に、無料の範囲で少し触ってみたほうが早く分かります。
お金を払う講座が悪いという話ではありません。順番の話です。先に無料で1つ2つ試しておくと、講座に行ったときに「あれをもっと深く知りたい」と的が絞れます。何も触らないまま申し込むと、教わったことのどれが自分の店に効くのか、あとで選ぶところから迷うことになりがちです。
今日からできる3つの実験
④のメモが地味に効きます。何にAIが向いていて何が向いていなかったかが、頭の中の感覚ではなく、あとで見返せる記録になるからです。
- ① いま抱えている面倒な作業を1つだけ選び、無料のAIチャット(すでにスマホやパソコンに入っていることが多いです)にそのまま日本語で頼んでみる
- ② 出てきた答えを、自分がふだん話す言葉に直せるかどうか試す。直しやすいと感じれば、その作業は相性がいいサインです
- ③ 同じ作業を、思いついた日だけでなく1週間くらい続けて投げてみる。1回きりでは分からない「続けられそうか」がここで見えてきます
- ④ 3つとも試したら、「面倒が減った」「あまり変わらなかった」を作業ごとにひと言でメモしておく
入り口の先へ
3つ試してみると、「これはもっと踏み込みたい」と感じる作業が出てくるはずです。そこから先——どこまで自分でやり続けて、どこから仕組みにするかは、業種やお店の忙しさによって変わってきます。
60分のAI活用診断では、実際に試してみた3つの結果を見せてもらいながら、あなたのお店に合う次の一歩を一緒に整理しています。まだ何も試していない状態でも、もちろん大丈夫です。