聞きたいことは溜まるのに、聞く日に忘れている
書いた人: 服部健太(一宮ではかぜ整体院を経営)
レジを締めている途中で、ふと思うんです。この経費、どっちに入れるんだっけ。今度の面談で税理士さんに聞こう。そう決めて、手を動かし続けます。
そして面談の日。席について「何かありますか」と聞かれて、頭が真っ白になる。あったはずなんです、聞きたいことが。帰りの車の中で一つ思い出して、ああ、と声が出る。
私もこれを何度もやりました。業者さんとの打ち合わせでも、ホームページの相談でも同じです。聞く相手がいて、聞く日も決まっているのに、聞けずに終わる。
メモはある。でも、聞く日に開いていない
実は、メモ自体は取っていることが多いんです。スマホのメモ帳、レシートの裏、カレンダーの予定欄、自分宛てのLINE。思いついた場所に、そのつど書いている。
困るのは、聞く日にそれを全部集めて開く人がいないことです。どこに書いたかを思い出すところから始めることになり、結局その場で思い出せた分だけを聞いて終わる。
もう一つは、書き方です。「経費の件」とだけ書いたメモは、二週間後の自分には読めません。何をしていて、なぜ引っかかったのか。そこが抜けていると、相手に聞いても話がかみ合わない。
なので、置き場を一つに決めて、聞く相手ごとに見出しを分けておく。書くときは、引っかかった場面を一行だけ添える。この二つで、聞く日の様子がかなり変わるはずです。
今日からできる最初の一歩
③の「場面ごと」が効きます。場面が書いてあれば、そのまま相手に読み上げるだけで質問になる。うまく言葉にしようと悩む時間がなくなります。
最近は、この書き散らしたメモをAIに渡して「相手ごとに整理して、聞く順番を並べて」と頼むこともできます。ただ、それも置き場が一つにまとまっていてこその話です。
- ① 聞きたいことを書く場所を、スマホのメモ帳のどれか一つに決める。新しいアプリを入れる必要はありません
- ② その中に、聞く相手ごとの見出しを作る。「税理士さん」「業者さん」「ホームページ」のように、いま決まっている相手だけで十分です
- ③ 思いついたら、その見出しの下に書く。「経費の件」で終わらせず、「レジ締め中、駐車場代はどっちに入るか迷った」と場面ごと残す
- ④ 聞く日の予定に「メモを開く」と書き足しておく。聞けたものには線を引いて、消さずに残します
入り口の先へ
聞きたいことの中には、実は誰かに聞かなくてもAIに聞けば済むものも混ざっています。逆に、AIに聞いても答えが出ず、人に聞くべきものもある。その分け方は、お店ごとにかなり違います。
一宮AIラボの20分の無料AI診断では、溜まっている「聞きたいこと」を一緒に眺めて、どれをAIに任せて、どれを人に聞くかを分けるところからご一緒しています。まずは今日、メモの置き場を一つだけ決めてみてください。