宣伝の投稿ばかりで、読まれなくなっている
書いた人: 服部健太(一宮ではかぜ整体院を経営)
自分のお店のアカウントを開いて、投稿を上から順に見ていく。今月のキャンペーン。明日の空き枠。臨時休業のお知らせ。新メニュー。その下も、またキャンペーンです。
ひとつひとつは、出す理由のある投稿です。休みは知らせないと困らせてしまうし、空きがあれば埋めたい。予約の少ない週ほど、私もお知らせを続けて出したくなります。
気になるのは反応のほうです。前は少し付いていた「いいね」が、だんだん付かなくなっている。出す数は減らしていないのに。
お知らせは、もう行くと決めている人のためのもの
休業日や空き枠の投稿が役に立つのは、そのお店に行くつもりの人です。まだ行くかどうか決めていない人には、用事のない話になります。
ポストに入るチラシを思い浮かべると近いかもしれません。毎回セールの案内だけが届く店の紙は、そのうち開かずに捨てるようになる。嫌いになったわけではなくて、開いても自分に関係がないと分かってしまったからです。
投稿でも同じことが起きているはずです。流れてきたときに「またお知らせか」と一度思われると、次からは名前を見ただけで指が先へ進みます。そうなると、本当に伝えたかった臨時休業まで読まれません。
なので、お知らせを減らす話ではないんです。お知らせが読まれるように、あいだに読む理由のある話を挟んでおく。お客様によく聞かれることへの答えとか、なぜその材料を選んでいるのかとか。読んだ人が少し得をする話です。
割合に正解はないと思っています。ただ、数えてみてお知らせが半分を超えていたら、多いほうだと見ていいはずです。
今日からできる最初の一歩
①で迷ったものを「知らせ」に入れるのは、書いた本人はどうしても甘く数えるからです。キャンペーンの案内に豆知識を一行足しただけのものは、読む側からするとやっぱりお知らせに見えます。
- ① 自分の投稿を新しい順に十ほど見て、紙に「知らせ」と「役に立つ話」の二列で正の字を付ける。迷ったものは「知らせ」に入れます
- ② 「知らせ」のほうが多かったら、次の一回だけ役に立つ話にすると決める。全部を変えようとしなくて大丈夫です
- ③ 題材は、今週お客様に聞かれたことから一つ選ぶ。店頭で答えた内容を、そのまま短く書きます
- ④ AIを使うなら、十の投稿をまとめて渡して「お店に行く予定のない人が読んでも得をするものはどれか」と仕分けを頼む。自分で数えるより、少し厳しめの答えが返ってきます
入り口の先へ
ここから先は、お店ごとに違います。予約の空きを毎日知らせたほうがいい業種もあれば、お知らせは月に数回で足りる店もある。役に立つ話の中身も、聞かれることが違えば変わってきます。
一宮AIラボの20分の無料AI診断では、いまの投稿を一緒に見ながら、何をどのくらいの割合で出すかを決めるところから始めています。まずは今日、正の字を付けてみてください。