AIへの頼み方を、一度で決めようとして手が止まる
書いた人: 服部健太(一宮ではかぜ整体院を経営)
AIに何か頼もうとして、入力欄に文を打つ。読み返して、これじゃ伝わらないかなと消す。条件を足して、また消す。気づいたら十分くらい経っていて、送信ボタンはまだ押していない。
ちゃんと書かないと変なものが返ってくる。そう聞いたことがあるから、最初の一文で全部を伝えようとするんですね。お店の説明も、誰に向けたものかも、長さも、言葉の感じも。
私も最初のころは、送る前の文章を何度も直していました。考えているうちに面倒になって、今日はいいか、と閉じる。使わなかった日のほうが多かったかもしれません。
AIは、一回で当てる道具ではない
人に頼むときを思い出してみます。「チラシの文、ちょっと考えてくれる?」と声をかけて、出てきた案に「もう少しやわらかく」「値段の話はいらない」と返す。最初のひと言で全部を伝える人は、あまりいません。
AIも同じ使い方でいいんです。雑に頼んで、返ってきたものを見て、違うところだけ言う。そのほうが早いことが多い。何が足りないのかは、一度出てきたものを見てはじめて分かるからです。
送る前に考え込むのは、言い直しがきかない相手だと思っているからでしょう。実際は、何回言い直しても嫌な顔をされません。そこが人に頼むより気楽なところです。
今日からできる最初の一歩
③は、固まりやすい人ほど効くと思います。自分で条件を考えなくても、AIのほうから聞いてくれるので、答えを書けばいいだけになります。
- ① 頼みたいことを一行だけ打って、そのまま送る。「秋の休業日のお知らせ、書いて」くらいで十分です
- ② 返ってきた文を読んで、気になったところを一つだけ返す。「もっと短く」「絵文字はなしで」のように
- ③ 何を言えばいいか分からないときは、「いい文にするために、私に聞きたいことを三つ聞いて」と頼む。質問に答えるだけで条件がそろっていきます
- ④ 何度かやりとりして違うままなら、そこでいったん止める。手で書いたほうが早い仕事もあります
入り口の先へ
どこまで言い直せば使える形になるかは、頼む中身によって違います。お知らせの文なら一、二回で済むことが多いですし、商品の説明文のように店の考えが入るものは、もう少し往復が要るかもしれません。
一宮AIラボの20分の無料AI診断では、実際に頼みたいことを一緒に打ってみて、どこで手が止まるかを見ています。まずは今日、①の一行を送ってみてください。